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~Little Happy~

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2015年 09月 30日

サンフランシスコ車椅子旅行~ヒルトン・ユニオンスクエアAccessible Room~

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(写真はHPよりお借りしています)

おはようございます♪

本日もサンフランシスコの旅行記でございます



サンフランシスコでの宿泊先はヒルトン・サンフランシスコ・ユニオンスクエア

ダウンタウンの中心にあるヒルトン・ユニオンスクエアは客室数が1900室以上の巨大ホテル

「徒歩10分圏内に何でもそろっている」といっても過言ではないとても便利な場所にあります

買い物をするにも観光するにもバスや地下鉄を利用するのにも、全てにおいて便利でした


ただ、客室数が多いだけあって、フロントはいつもチェックイン客であふれています

ロビーが改装中だったせいもあり、とにかく人が多いな~~~と印象のホテルでした

今回宿泊したのはタワー1・25階のAccessible Room

Accessible Roomとは日本でいうバリアフリールーム、障害者用に設計された部屋のことです

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こちら部屋に入ったところ

右の壁にあるのは、部屋のドアを開けるためのボタンです

このボタンを押すと部屋のドアが自動で開きます


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部屋に入って左側はバスルーム

アメリカのトイレはホテルもショッピングモールも公衆トイレもすべてこの形式です

左右どちらかに手すりが1本、背面に1本

日本の車椅子トイレと比べると簡単な作りになってます


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こちらが洗面台

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その隣にはシャワールーム

こちらの部屋は浴槽がなく、シャワーのみ

右側の壁には固定式のしシャワーヘッドがあり

シャワーチェアーの近くにはロール式のシャワーがありました

シャワーチェアーは壁に固定されていて

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折りたたむこともできます


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こちらがベットルーム

シンプルな部屋で使いやすかったです

でもアメリカのベットは日本人にとってはやはり高い!

平均で65センチぐらいの高さはあると思います


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アメリカでは1990年に制定されたADA法(Americans with Disabilities Act of 1990)

という法律があります

バス・鉄道などは障害者が容易に利用できなければならないことや

公共施設やホテル、飲食店、小売店、娯楽施設など公共的に利用される施設は

障害者が自由に出入りすることができるようにスロープなどの設置が義務付けられています

なので、アメリカのホテルには必ずADAルームがあります


ADAルームの設置もホテルの総客室の何%と決めらているので

日本のように大きなホテルでもバリアフリールームが1室しかなかったり

バリアフリールーム自体がなかったりということはありません


アメリカに行くといつも思う・感じることは

施設や設備の面で全く困ることがないということ

どこに行っても必ず車椅子用のトイレがあるし、スロープは設置されているし

公共の乗り物も必ず車椅子が乗れるような仕組みになっています

日本でもいろいろな場所に出かけていますが、車椅子用トイレは限られた場所にしかないし

お店の入口が狭かったり、階段・段差があったりと車椅子で行けない場所の方が圧倒的に多いのです

それは日本の国土は狭いし、「和」の文化なので建物などは車椅子には適した作りではない

というのがあるので、ある程度はしょうがないことなのだと思っています


でも・・・アメリカと日本で一番違うと感じるのは「人々の障害者への意識」なんです

アメリカは「車椅子が一番優先」なんです

子供でもお年寄りでもちょっと怖そうな感じの人でも、どんな人も

車椅子の人を見かけるとドアを開けてくれますし、先に通してくれます

エレベーターも必ず車椅子の乗るのを待ってから、のってきます

日本は残念ながら、車椅子が優先という意識は薄く

エレベーターには先に乗り込む・・・

車椅子・ベビーカー優先のエレベーターでさえ

普通の人たちが先に乗っていて、あとから車椅子が乗ろうとしても降りない・・・

車椅子用駐車場は満車なのに、お店の中には車椅子はだれ一人いない・・・

車椅子用駐車場に停めて、元気よくスタスタ歩いていく・・・なんてことが日本では普通です


日本で生活していてると「すみません」という言葉をよく使います

「すみません(通して下さい)」とか、英語で「Excuse me」の意味です

でもアメリカに行くと「Excuse me」より「Thank You」という言葉をよく使います

「ドアを開けてくれてありがとう」「先に通してくれてありがとう」「助けてくれてありがとう」とか・・・

ちょっとした手助けやサポートはアメリカでは当たり前で、サポート意識が本当に根付いているなと感じます

だからこちらも当然、感謝の言葉になるんです


日本にも優しい方はいますが、やはり「ありがとう」という機会は少ないのが現実

いつの日か日本でも「すみません」ではなく「ありがとう」と言う日が多くなるといいな・・・


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こちらは部屋からの景色

東向きだったので、毎朝綺麗な朝焼けが見れました♪




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私は車椅子で生活しており、長時間パソコンに向かうのが困難なため
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by little-happy0921 | 2015-09-30 09:23 | 2015サンフランシスコ旅行


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