おはようございます♪
サンフランシスコは公共の交通機関が発達しているので
アメリカでは珍しく車がなくても市内観光ができ
自分たちでバスや電車に乗って自由に見て回れる都市です
残念ながら、車椅子はサンフランシスコ名物・ケーブルカーに乗ることはできませんが
他の交通機関を使っていろいろな所に行くことができ、とても便利でした♪
こちらはミュニメトロのFライン
ミュニメトロは地下を走るJ・K・L・M・N ライン
地上を走るF ラインがあります
Fラインに使用されている車両は様々な国から集められたヒストリック・ストリートカー
1930年代とかに作られた車両などもあるんだそうです
で、そんなに古い車両なら、車椅子が乗る仕組みにはなっていないはずだよな~と思っていたんです
でも、車椅子マークはついてるし・・・
そんなわけで、どうやって乗るのか分からないけど、とりあえず乗ってみました!
FラインはMarket Stを走っていて、乗り場は道路中央にあります
フェリービルディングやフィッシャーマンズワーフに行きたいときはこちらに乗ると便利です♪
車椅子でFラインにどうやって乗るかといいますと・・・
Fラインの乗り場には車椅子用のスロープがあります(写真一番上)
スロープをあがり、一番上で電車が来るのを待ちます
(右の写真に写っているせり出している場所)
乗り場によって違うのですが
普通に乗車できる人たちを先にのせる場合もありますし
車椅子利用者を先にのせる場合もありました
まあ、スロープの上にさえいれば、運転手さんは必ず気がついてくれますので(^^)
車両がスロープに横付けされ
運転手さんがスロープを手動で渡してくれます
ちなみに写真の運転手さんは道路に立っている状態です
腰の位置にスロープがきてるので
高い位置からの乗車ってことが伝わるかと思います
で、乗りこむ!
アメリカのバスは電動でスロープが出てくる仕組みになっているのですが
Fラインは古いストリートカーなので、当然そんなものはないわけで・・・
乗降の際には2~3段のステップがあるし、どうするのだろう?と思ったら
こんな仕組みになっていたのです!
これ初めて乗った時には感動しましたね~w(*゚o゚*)wオオオ~~
車両と同じ高さのスロープを作り、スロープを渡して車椅子を乗降させるというこのアイデア!
素晴らしすぎる!!(o゚Д゚o)ホエエ~~
Fラインに乗りこんだら、車椅子用のスペースに行き、タイヤを金具にロックします
タイヤのロックは赤い金具部分に車椅子の車輪をはさみ
ちょっと強めに車椅子をバックさせるとガチン!とハマる仕組みになっています
外すときは銀の部分の金具を押せば外れる仕組みになってます
降りたいときは写真左下の黄色いボタンを押します
普通の人が降りたいときに押すボタンと車椅子の人が降りたいときに押すボタンは違うので
必ず車椅子用の「Stop Requerted」ボタンを押してください
車椅子用のボタンを押すと、運転席で車椅子用のStop Requertedのライトが光るので
車椅子の人が降りたがっていることが分かるそうです
とっても優しい運転手さんが教えてくれました♪
でもFラインもバスも、乗る際にどこで降りるか必ず聞かれるので
ボタンを押さなくても、目的の場所についたらスロープをだしてくれますけどね
そうそう!乗る際にどこで降りるか必ず聞かれるので
自分が降りたい駅名・バス停名を必ず覚えておくことが大事です!
右下の写真はミュニパスポート
ミュニバス・ミュニメトロ・ケーブルカーに使えます
連続した3日間のパスポートで26ドル
自分で利用する日にちを削るようになっています
こちらもFラインの乗り場なのですが、スロープではなく
檻タイプ(笑)の車椅子用乗車設備がありました
こちらはエレベーターみたいになっていて
中に入って電車を待ち、電車が来ると檻ごとリフトアップされる仕組みになってます
リフトが完全に止まったら、電車側のドアを開け
スロープを渡してもらい、乗りこむというかたちになります
こちらは運転手さんからもらったFラインのマップ
Fラインは32か所の停留所があるのですが
スロープが設置されていないため、車椅子では降りられない停留所もあります
それが詳しく書かれているのがこちらのマップ
※印がついた駅は車椅子の乗り降りが出来ないと書いてあります
こちらのマップはたぶん、観光案内所とかでももらえるのではないかと思います
ちなみに車椅子の乗降が出来ない停留所は
9th&Larkin
8th&Hyde
7th&Jones
6th&Taylor
4th&Stockton
2nd&Montgomery
1st&Battery
ただ、こちらはヒストリック・ストリートカーに乗った場合です
Fラインでも新しい車両の場合は停留所のスロープの設置は関係なく
どこの駅でも降りることが出来ます
海外で公共交通機関を使う際
車椅子での乗降の仕方ってガイドブックには乗ってないですからね~
わからなくても自分たちでチャレンジするのみ!
でも事前に知っておけば、海外での不安も少しは解消されるかなと思い
レポートしてみました♪
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